[概要] 本校コンピュータ部は各自テーマをもって活動しており、ゲーム制作やCG制作をテーマとして活動している生徒が多く、 文化祭などで一般公開することで発表の場を得ていた。 コロナ禍のため文化祭の一般校がなくなる状況においても制作意欲をもって活動してきた3年生2名、目を輝かせて入学してきた1年生5名の少人数である。 コロナ禍で工業高校が地域へ貢献できることは多々ある。他校の取り組みでは、手指消毒の装置を開発し地域の施設などへ寄贈した例などもある。コンピュータ部では、日ごろの活動を通じ、自分たちの技術を高める目的も併せて、少しハードルを高く設定して取り組むことにした。そこで、マイクロコンピュータでのプログラミング、ネットワークプログラミング、3Dモデリングなどを学びながら、Wi-Fiに接続できSDカードに測定データを保存できる機能をもった二酸化炭素モニタを開発することにした。 地域貢献賞とは、日本教育公務員弘済会が継続的に地域活性化に貢献する学習活動をしている学校に助成している事業で、令和3年度は男鹿工業高校コンピュータ部が二酸化炭素モニタを開発し、地域の小学校へ寄付する計画を申請し、助成を受けることになった。 令和4年3月22日(火)男鹿市立船越小学校へ、二酸化炭素モニタ6台を寄贈した。 |
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船越小学校校長先生に二酸化炭素モニタの説明をしている様子。 | |
デザインも自分たちで決めました。 | |
マニュアルも手作りです。 | |
実際の動作画面。 | |
片側や側面は?マークの斬新なデザイン。 | |
電源を入れて起動すると、実際に二酸化炭素濃度が数値で表示されます。 | |
パソコンに繋いで、再起動や計測した数値が記録されている様子を見ることができます。 | |
記念写真。 |
[計画と実際]
時期 | 計画 | 実際 |
4月 | 二酸化炭素モニタの仕様概要検討 | 同左 |
5~7月 | プログラミング関係の技術要素の学習 | 同左 |
9~10月 | 二酸化炭素モニタの使用を再検討 | 同左 |
11月~12月 | 二酸化炭素モニタ製作 | 計画遅延 |
1月 | 船越小学校へプレゼント | 計画遅延 |
2~3月 | 製作・プレゼント |